ばんびの小屋

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発酵は地球を救う!!

…だそうです^^
by小泉武夫教授

ちょっと遅くなっちゃいましたが、先週の火曜日のお昼に放送されたスタジオパークに、小泉武夫先生が出演されました。

小泉先生は東京農業大学の教授で、発酵学で有名な先生で、世界中を旅してくさい物(=発酵して強烈な臭いを発する食べ物)を収集するのが好きな(笑)方として知られています。

実は私も東京農大の出身です。ですが、小泉先生のいらっしゃる世田谷キャンパスではなくて、オホーツクキャンパスですが^^;

テレビでは普通のお酒好きの陽気なおっちゃん、という雰囲気でした(実際お会いしたことがないので失礼なことを申し上げてすみません)

ですが、いざ発酵のことをしゃべりだすと、まさに大学の講義をしているような雰囲気になりました。私もテレビの前で一生懸命ノートをとったりして、講義を受けているような感覚になりました。

その時の内容です↓ ↓ ↓

1、鮭のアラを有効利用
鮭のアラ(内臓や尾・頭)は廃棄処分になる。釧路だけで年間4~5億円かかっている。
それを発酵させて魚醤(ナンプラーでおなじみの)にする。
内臓の脂も発酵菌が分解するので、醤油に脂が浮かない。
1万4~5千円/1トンの費用がかかっていたものが、有効利用することで、32万円/1トンの売り上げになった、ということです。
まさに、「捨てればゴミ、有効利用すれば資源」なわけですね~~^^

2、泡盛・焼酎の製造過程で出る蒸留廃液の有効利用
泡盛・焼酎を製造する過程で、お酒1升につき蒸留廃液が2升出る。
今までは豚に食べさせたり海に捨てていた。
だが、廃液に含まれる大量のクエン酸(黒こうじ)・アミノ酸を有効利用、発酵させてもろみ酢を作った。
売り上げ100億円/年間
これもすごいですね。お酒を造りながらもろみ酢も作っちゃって、1粒で2度おいしい!

3、かぼちゃから砂糖を作る。
かぼちゃは大量にできてしまうと廃棄処分になってしまう。(どてかぼちゃというくらいだからどこにでもたくさんできちゃうとのことです^^)
もったいない!→麹菌で発酵させて砂糖を作った。β-カロテンを多く含み、口に残らないすっきりした味わいだそうです。
お年寄りや子供のお菓子などに使われたらいいのではとのことです。私もそう思います!!

4、かつお節
かつお節は究極の発酵食品。こうじかびは水をムラなく吸ってくれる。何度もカビ付けをする。
脂を分解し、イノシン酸を作る。
小泉先生がいつも持ち歩いているかつお節と削り器を披露してくれました。それでお昼になると教授室でそれをおもむろに取り出し、ご飯にかけて召し上がるのだそうです^^

とまあ、たくさん例を挙げていらっしゃいましたが、ゴミを資源に変えてしまう方法のひとつが発酵です。
生ゴミも今は焼却処分していることが殆どですが、それを発酵させれば肥沃な大地を作れる。野山に土の力が戻れば、ひいては海の環境まですべてよくなってしまう→だから発酵は地球を救う!!と力強くおっしゃっていました。

我が家も生ゴミは米糠で発酵させて肥沃な土作りを目標としています。

先生にとっての発酵とは?の質問では…
発酵=不可能への挑戦であり、錬金術。
動物性の脂→植物性の油にする微生物もいる。飽和脂肪酸を不飽和脂肪酸に変えればコレステロールなどの問題にも役立つ。健康に非常に役立つ、など。

錬金術という言葉がちょっとひっかかりましたが、人類の健康と幸せ、地球環境のために役立ち、その結果としてあとから経済効果がついてくればいいのではないでしょうか。

最後に、60歳を越えた小泉先生の美肌の秘訣は?という質問に、
「日本は湿気が多くてカビが多いので、発酵食品がたくさんある。伝統的な日本食を常食すれば、私のように健康でお肌つるつる、美容にもいいですよ!皆さん納豆を食べましょう~~^^」
とお答えになっていました。

まさに、そのとおりだと思います!
さらに付け加えれば、一汁一菜でも充分なんですよね。
子供の頃に洋食を食べる機会も多い現代。なかなか和食の粗食に戻すのは大変なことだと思いますが、環境のため、健康のためにいかがでしょう?
ちなみに我が家では健康を意識し始めた時から結構それができていると思います。
料理メンドクサイし、節約もできますから、一石三鳥ですね!!(よく考えると動機が不純かも?^^;)
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by bambi-boo | 2007-01-30 14:18 | スローライフ・ロハス