ばんびの小屋

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出産レポ その5 ~そして出産へ~

家族が帰ってしまった後、しばらく横になっていると、
やっぱり痛みを伴った周期的な張りが5分間隔くらいでありました。

ウテメリンにさらに別の点滴を追加しているから、それが効くのを待っていよう。
しかし待てども待てども収まる気配がありません。

さらには8時くらいからは痛みの間隔が3分おきくらいになり、
痛みも増し、痛みの間に寝ていて夢まで見るようになって来ました。

痛みの波が来るたび、頭が混乱しました。
(この点滴が効いてもう少しお腹の中で育てるんじゃないの?
それとも帝王切開?まさかこのまま出産!?
でもこのまま生まれちゃったら脳性まひのリスクが…!)

痛みが来る度に
(かあちゃんが絶対あんたを守ってやるからな!!)とお腹の子供に強く想いを飛ばし、
(神様、ミカエル様、ラファエル様、ラクシュミ様!!どうかこの子を守ってください!!)
・・・とこんなときばかり神頼み^^;思いつく限りあらゆる神様・女神様・天使などの
名前を呼んではお願いしていました^^; 

夢を見ていて痛みでハッと気がつくとまだ3分しか経ってないよ!!
ということが何回か続き、これはもしかしたらお産に進んでしまうかも!
と思って、ナースコールをしました。
「痛みが治まるどころかだんだん増してきています、
それに間隔も短くなってきています!!」

母体というのは実にうまくできていて、長引く陣痛の間に
少しでも眠って体力を温存・回復するようになっているのだそうです。
そんなことからも、出産が近いのだと悟りました。

看護師さんはすぐに来てくれたのですが、胎児の心拍を探すのに苦労しています。
「ん?あれ?お母さんの心拍を拾っちゃった、赤ちゃんのはどこだろう?」
とあまり慌てる様子もなく心拍を探り続けていました。
そんな間にもどんどん陣痛は強くなるし間隔は短くなるし、
痛みにもだんだん耐えられなくなってきました。
(え~!?まだそんな悠長なことしてていいんですかっ!?)
とこっちがドキドキしちゃいましたよ><

そこで「もうでてきちゃいそうです!!」…って言ったような記憶がありますが…
その後バタバタと何人かスタッフが駆けつけ、すぐに分娩室へ。
あっという間に8人くらいのスタッフに囲まれ、分娩台に移され、
たぶんお休みであったろう女医さんが駆けつけてくれました。

「はい、いきまないで産みますよ~!!」
痛みがきつくて目をつぶると
「目をつぶらないで開けていて!!」
もうそのときは必死の形相で、目を見開き、どんな顔をしていたものだか分かりません。

強い陣痛の波で自然にいきみたくなるのですね。

長女のときは微弱陣痛だったため、促進剤も投与されましたが
長い時間(72時間以上)かけて子宮口も全開になり、
いきみ逃しをする間もなく、「もういきんでいいですよ」、となったので。

今回も微弱陣痛になるのかな~などと思っていたら大間違い!!
何ですかこの強い痛みは!!!?
「いきみ逃しってどうやってやるんですかーっ!!?」
と思わず聞いちゃいましたよ><

痛みが強すぎて意識が朦朧…なーんてことは全然なく^^;
むしろ逆に頭は冴えていてあたふたしながらも
どこか冷静にこの状況を把握していました。
強い痛みが来ていきみたくなっても
(いきんじゃいけないんだよね、子供の頭を守らなくちゃ!!)
と自分に言い聞かせ、
「ふー!、フー!!ヴーーー!!!
とだんだんいきみ逃しができているんだかなんだか分からない状態になってきました!

もう自分で自分の身体がコントロールできなくなり、
「いきみたい!いきみた~い!!」
と叫ぶと、
「もういきんでもいいですよ!!」

そして次の強い痛みの波で思いっきりいきんだとき
ブシュー!という音と液体が飛んで破水したことが分かりました。

(私は卵膜が強靭なのか?長女のときは人為的に破水を起こさせ、
パチン!という音まではっきり聞こえました><
今回もしっかりしていたんでしょうね…分娩後にスタッフを見ると
破水のときの液体が飛んでいました…)

いきみと同時にお医者さんが子供の頭を守るため出口を広げているようでした。
よく言われる「鼻の穴からスイカを出すよう」という表現が本当にぴったり!
これは自然な分娩なら味あわない感覚なのかも知れませんね…

そしてずん、と別の痛みが…
思わず「痛い~!イタイ~!!
と叫んでしまいました…
「そうだね、痛いね、痛いね」と男の先生が相槌を。
この時会陰切開をしたのでした。
今回の切開はばっちり切ったな~と分かりました。
でも子供の命と頭を守るのが最優先。これは必要な処置でした。

破水後2分で切開と同時くらいにつるんと出ました!
「はい、○時○分、娩出!(←言葉合ってますかね?)」
その2分後に「胎盤出しまーす」

2010年1月7日 21時22分 男の子が産まれました。

・・・
・・・
・・・


終わった…


しばらく呆然としていました。


ぼけーっとしていると、隣の部屋からとても元気な産声が聞こえてきました。

(私のほかにも出産した人がいたのかしら?)
かなりの未熟児で、出産直前のエコーでは推定1250gとのことだったので、
まさか自分の子供の泣き声だとは思わなかったのです^^;

「元気な男の子ですよ~^^1240gでした」
と、身体を拭いてもらって看護士さんに抱きかかえられ、
私の元へ連れてきてくれました。
頭を撫でたかったのですが点滴のチューブにつながれたままの
右手がしびれていて満足に持ち上げることすらできませんでした。

でも産まれたばかりの顔をしっかり見ることができて嬉しかった。
長女のときと同じように、やっぱりダンナ家のお父さんに似ていた^^;

切開の後の縫合の間、この1日の出来事を振り返っていました。
今日は早朝から今の今まで痛い1日だったなぁ、
あの時あれがこうなっていたらどうだっただろうか…
とりとめのない思考が頭の中をぐるぐるしていました。

つづく
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by bambi-boo | 2010-02-17 12:18 | 日常